ごあいさつ
高知県看護連盟会長 吉川 美穂
あけましておめでとうございます。
会員の皆様には、心新たに健やかな新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
私が連盟会長に就任させていただき2回目の新年となりました。昨年は元旦から能登半島地震が発生し、その後豪雨災害と自然災害の脅威を強く意識した年となりました。高知県も南海トラフ地震に対し一層備えをしていかなければならず、防災に関する研修会を多く開催しました。また、加速する人口減少で、看護職の人材確保が喫緊の課題です。この課題は看護職だけで解決することはできません。行政や国会議員、地方議会議員などとも協働し、高知県全体の課題として様々な英知を結集して取り組んでいく必要があります。連盟活動の一環として、それらの方々との交流の機会を作りました。今年はもっと活発にしていきます。一昨年から看護人材確保法の改定があり、寝たきり俸給表も見直しが図られ、看護職の処遇改善にかかわる制度改革が前進しています。この潮流を拡大していきましょう。誰かがしてくれるのではなく、自身が自分ごととして動くことが大事です。会員一人一人の声を政治に届けること、即ち選挙の際に投票することなのです。石田まさひろ参議院議員が常々言っている「看護職でよかった」「今日も良い看護が出来た」と思える現場を作っていくために、さらなる看護職の処遇改善を目指していきましょう。