高知県看護連盟会長　吉川　美穂

　時下ますますご盛栄のことお慶び申し上げます。平素は高知県看護連盟の活動にご理解ご協力を賜りありがたく厚くお礼申し上げます。
　さてこの度、去る６月２５日開催の総会におきまして新任会長に選任されました。このような大役に選任していただきましたこと、大変身が引き締まる思いでございます。こうして皆様にご挨拶させていただきますことをしっかりと受け止め、これからも精進してまいりたいと思っております。これからの連盟活動をこれまで以上に良いものにしていくためにも、皆様方のお力をお貸して頂き、邁進していきたいと思います。
　感染症の対応や少子高齢化、安全保障に関する様々な状況の変化、社会は激動しています。私たち看護職は、看護の対象となる全ての世代の方々に寄り添い癒し支えることを本分としています。医療や福祉だけでなく様々な社会状況に興味と関心を持って、社会が何を求めているのかをきちんと知ることが大事です。看護職はそのニーズに応えていけるよう、成長し、職務を全うすべく日々努力しています。その努力に報いるために、看護職の処遇や勤務環境の充実を目指して法制度を整える必要があります。職能団体の代表を国政に送ることがまさにその目標を達成するための活動なのです。
　様々な現場で日夜懸命に業務を行っている看護職のみなさまや看護職を目指して勉強をされている多くの学生さんたちに連盟の活動がイメージ出来、理解が深まるように努力をしてまいります。今後とも変わらぬご支援お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。